おすすめの仕事は介護職

シニア世代のキャリアプラン【定年後の仕事探し】

需要のある介護職がおすすめ

需要のある介護職がおすすめ

働きやすい環境が整っている

定年後、新たな仕事に挑戦するなら介護職がおすすめです。従事者の平均年齢は47.7歳で、全体の約16%は60歳以上と、年齢に関係なく活躍できる環境が整っています。そもそも、介護業界は人手不足の状況です。半数以上の事業所が人手不足を感じており、2025年には団塊の世代が後期高齢者になるため、これからさらに需要は伸びていきます。
また、介護サービスの利用者は当然ながら高齢者です。自分と近い年齢の職員に対して、利用者は親近感を覚えてくれます。こちらにとっても、年齢を重ねることによって生じる身体や気持ちの変化について共感しやすいので、スムーズに介護を実施できます。そういった存在は、現場にとっても非常に重要です。

介護職のメリット

定年後に働く人が増えましたが、再就職先に悩む人も少なくありません。介護職は高齢化が進む日本において、不可欠な存在です。そのため、景気に左右されづらく雇用が安定しています。介護職に転職すれば、定年後も安定的に収入を得られるでしょう。また、介護職には様々な働き方が用意されています。正社員だけでなく、派遣、パート・アルバイトなどの雇用形態から選べます。最初はパートで働き、後で無期契約に切り替える人も少なくありません。将来設計が立てやすく、無理のない範囲で働けます。
再就職先の選択肢が多い点も、介護職のメリットとして挙げられます。介護施設や事業所は全国に8万以上存在します。その中でも提供している介護サービスや待遇は様々なので、必ず自分に合った職場に出会えます。
介護職として働く中で、介護技術や関連法律が自然に身につく点も大きなメリットです。身体介護の方法や介護保険の詳細、認知症の対応など、身近な人が介護を必要とした際に、身につけた知識やスキルが役立ちます。また、自分の介護予防にも活かせるでしょう。

どの職場がいいか

介護施設や事業所には様々な種類がありますが、高収入を望むなら入所施設がおすすめです。夜勤手当があるので、その分多くの収入を得られます。体力が不安で、無理のない範囲で働きたい人はデイサービスがいいでしょう。日中だけ営業しているので、夜勤は発生しません。規則的な生活ができるので、負担は最小限で済みます。

まとめ

介護職で働くなら、転職エージェントを利用しましょう。転職のプロが希望数条件に合った求人を探してくれます。また、定年後のキャリアについても相談に乗ってくれます。介護職は、定年後でも十分に働ける仕事です。60歳以上だからこそ、利用者に寄り添えることがたくさんあります。人とのつながりを感じられるので、やりがいを重視する人にもおすすめの仕事です。事実、多くの人が定年後の再就職先として介護職を選んでいます。

定年後に働きたい方へ